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第3回:エストニア報告レポート(エストニアから学ぶイノベーションのヒント)

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ヒゲ店長の三上です。

私事ですが、1月3日に娘(5歳)を連れてスキーに行き肋骨を負傷してしまいました。
3月1日の東京マラソンに向けて、練習しなければいけないのに全く走れていないうえに正月太りでえらいこっちゃでございます。


そんなことは、どーでもいいのですが、エストニアレポート第3弾でございます。

第1弾、第2弾はこちらからどうぞ

  第1回:エストニア報告レポート(エストニアってどんな国?)
  第2回:エストニア報告レポート(視察の目的と出発前の準備)

さてさて、今回のテーマはエストニアの企業についてです。
ただ、エストニアにはこんな企業がありますよ!ってな情報は、日本にいたって大体のことは分かると思うので、エストニアの企業で働いている人たちの感覚や考え方などをご紹介できればと思っております。

エストニア企業の特徴としては、

◆50人で大企業。
◆国内の市場にはこだわらない。
◆課題との距離が近い。


上2つは、人口が130万人での国であれば想像できるかもしれません。

さて問題は、「課題との距離が近い」という部分です。



ここでも、日本に来たことがあるエストニア人の面白いエピソードがありますのでご紹介します。

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Hey! ヒゲ店長! 日本には仕事がたくさんあるだろ!?
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私は、そりゃまぁ!仕事しておまんま食べさせていただいているので。。。
といった、感じのリアクションだったわけです。

しかし、彼が行っている「仕事がある」とは、意味が違いました。

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街を歩いていても、電車に乗ったりバスに乗ったりしても、改善できそうな課題がたくさん目についたというのです。
そして、課題があるということは、それがすべて仕事に結びつくのでは?という意味だったのです。
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確かに、課題は仕事になりますが、日本の場合多くはクライアントが課題を認識し、企業に提案を求める流れが多いように感じます。※課題のようで、それが課題ではない場合もありますが。。。もちろん、そればかりではありませんよ!

一方、エストニアの企業は、課題を認識した別の企業が、その問題解決のためのサービス化や提案を行い、積極的に仕事にしていくスタイルをとっているように感じました。

日本の多くのIT企業は、「AIを使って何かしなくちゃ!」「うちもブロックチェーンを使った何かを何かしなきゃ!」などと解決すべき課題に目を向けるのではなく
トレンドなどに流され、最新技術で何かしてやろー!感に満ち溢れているように感じます。

技術とは課題を解決するための手段なので、そんな手段とにらめっこしていても何も生まれないのでは??と強く感じさせられるエピソードでした。

そんな、スタートアップがたくさん登場するエストニアの企業ですが、最後にもう一つイノベーションのヒントとなるエピソードをご紹介いたします。


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我々は、アフリカの企業のシステムを構築している。
課題を解決するために、フロムスクラッチでゼロからシステムを作っているんだ!

更に、アフリカの企業のシステムを作るにはアフリカの文化も知る必要がある。
でも、そんなときはLinkedInを使って、優秀なアフリカ人を採用してしまえば簡単だ!
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LinkedInを使った大胆なチーム編成は、なかなか日本でマネは出来ないが、店長は1つIT先進国らしからぬことを言っているように感じたのであります。


  それは、フロムスクラッチでゼロからシステムを作っているという点


最近は、オープンソースを活用し短期間でメンテナンス性の高いシステムを構築するのがスタンダードになっているように思うが、なぜそんな手間のかかる方法をとるのか疑問であった。
すると意外な言葉が返ってきた。


  今ある仕組みを組み合わせて作れるようなシステムの構築は、我々のやるべき仕事ではない!
  でも、自分たちの作ったサービスやシステムが世界中でスタンダードと呼ばれるようになったら最高にうれしいけどね!

と、彼は語ってくれました。

このエピソードに、イノベーションのヒントがあると私は思います。
イノベーションを起こすぞ――――!ってやってもイノベーションは絶対に起きないのは、皆さんも想像できますよね?
純粋に課題解決に向き合うことで、多くの人に理解されるイノベーションが生まれると思います。

イノベーションを起こしたいと持っているそこのあなた!
まずは、イノベーションを起こすことなんて忘れて、課題を見つける癖をつけてみてはいかがでしょうか?

/Bangarrowでも、課題見つけるワークショップとかやってみようかしら??
どなたか、いいアイデアあったら教えてくださいw。


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ちなみに、人材採用においてのグローバルスタンダードはLinkedInだよね!テンチョーーー!ってみんな言ってました。
私は、あまりピンときませんでしたが、この辺りも日本はガラパゴス化しているのかなと思いました。



ありがとうございました。