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第2回:エストニア報告レポート(視察の目的と出発前の準備)

ヒゲ店長の三上です。

先日、横浜の象の鼻テラスでエストニアライフスタイルフェスティバルが開催され、当コワーキングスペースで打ち上げ&横浜とエストニアビールを楽しむ会が行われました。40名近いエストニアの方々にお集まりいただき大盛況でした。エストニア発の腕時計「AEGAON」の方々もご参加いただきましたので、その時計についても近々ブログにまとめたいと思います。

さて今回は、エストニア視察の目的と出発前の準備についてお話させていただきます。

コワーキングスペースバンガローを運営している「株式会社ネットフォレスト」今年20周年を迎える横浜のIT企業です。
インターネットサービスプロバイダー、レンタルサーバサービス、ホームページ制作、各種セキュリティサービス、ホテル向けVODサービスなどなど様々なサービスをご提供させていただいております。

そんなネットフォレストが、IT先進国エストニアに視察に行ったきっかけは何か? まずはここからお話しすることにいたします。

   「IT先進国エストニアがどんな国か見てみたかった!」・・・・最初はこれだけでしたw

しかし、視察前エストニアの知識がほとんどなかった我々は、エストニアの歴史や文化、人口や面積、e-Estonia、x-Road、e-residencyなどについて、エストニア共和国大使館の方に特別に勉強会を開催していただきました。まず、この勉強会がなかったら今回のような視察にはなっていなかったかもしれません。
※ただ、この辺りの詳しい内容は、私が説明するよりも遥かに分かりやすく説明されているページがいくつもありますので、検索してみてください。

一言で説明しますと「エストニアにはITをフル活用する以外の選択肢がなかったということ!」
IT先進国になるんだーーーー!って言ってなったのではなく、生き残るために必死にIT技術使いまくっていたら、勝手に回りからそう呼ばれ始めたという感じです。

更に、この勉強会と同時期にエストニアの企業の方々(5名)が当社にご訪問していただくという機会をいただきました。


   ここで私が1つの質問をしました。「エストニアでの承認フローや承認者の承認するスキルについて教えて欲しいと」


なぜ、こんなことを質問したかというと、エストニアのIT活用スピードが尋常じゃなく、日本のそれとは比べ物にならないと感じ、それには承認フローが日本とは異なるのではないかと思ったからでした。


   答えは非常に簡単なものでした「承認などという文化はエストニアにはない!」・・・満を持してした質問は呆気ないものでした。
さらに、人口130万人しかいない国ですので、ビジネスのターゲットやライバルは常に世界であり、承認なんて取っている時間は彼らにはなく、「やるリスクよりやらないリスクの方が高い!」というマインドで物事を考えているとのことでした。

そこで我々は、AI・ブロックチェーン・仮想通貨・キャッシュレス・無人配達ロボットなどのような、なにか特定の分野を中心に視察を行うというのではなく、なぜこれほど早くIT先進国となりSkypeや多くのユニコーン企業が生まれたのか? そんな背景や彼らのマインドを学び発信する必要があると考えるようになり、視察の目的を明確にしました。


最後に、視察前の準備です。
実は、視察メンバーは全員予めe-Residency(電子国民)の登録を行いました。

エストニアで、起業などを考えているわけではありませんが、視察時の本気度を見せるのが主な理由でした。
登録はすべて英語で、私のような英語が苦手な人間は少々苦戦しましたが、登録方法を丁寧にまとめたブログなどもあるので割とスムーズに取得できます。
登録はWEB、カード受け取りは都内の指定された場所(私たちは浜松町駅近くでした)。料金は、25,000円くらい!
この登録をすることで、電子国民となりエストニア訪問や定住の必要もなく数分で法人登記まで可能となるのです。
国民ように作ったシステムを国外にも展開してしまうなんて、さすがエストニアって感じです。

ちなみに、現地でのこのカードが必要になるシーンは全くありませんでした。

   わざわざ現地に行かなくてもいいように作られたサービスなので、当たり前ですよねw!

ただ、我々視察団は各訪問先で何度も水戸黄門のように「このカードが目に入らぬか―――!!」ってやり、エストニア人と仲良くなることに成功しました。